【薬剤師には将来性がない?】その理由と今後求められるスキルを知り、必要とされる薬剤師になる。
こんにちは、リリーです!
今日はみなさんに、
薬剤師の将来性
についてお話しします
もし今あなたが、
高い学費の負担、苦しい勉強を乗り越えても、就職先が見つからなかったらどうしよう…。
薬剤師は将来必要なくなる職種だと聞いたけど、このまま薬剤師になって大丈夫なの…?
と言ったふうな悩みを持っているなら、この記事を読んで欲しいです。
あなたの不安や疑問を解決します!
この記事を読めば
なぜ薬剤師という職業がなくなると言われているのか
が分かり、
必要とされる薬剤師になる方法
が分かるようになります!!
このまま薬学部で勉強していて大丈夫なのか…
という不安を解消し、
今の社会に必要とされている薬剤師になるための勉強に
集中して取り組むことができるようになります!
私自身が薬学部生だった頃、ちょうどこのような「将来なくなる職業ランキング」が発表され、
薬剤師もその中にランキングしていたため非常に大きな不安を覚えました。
「せっかく苦労して薬学部に入って、今も大変な思いをして勉強しているのに、将来性のない仕事だなんて言われてやる気なくなるわ…。」
と思った経験があります。
しかし、薬剤師の現状を知ることによって、
再び薬剤師になるための情熱を取り戻すことができました!
今回は私がやる気を取り戻す要因となった
薬剤師が必要なくなると言われている理由
と
これからの時代に必要とされる薬剤師になるための方法
についてお話ししていきますね!
薬剤師は必要なくなる?薬剤師の必要性が分かるようになる。
なぜ薬剤師の将来性が不透明になっているのでしょうか?
その理由は大きく分けて2つあると考えられます。
1. 薬剤師数の増加
2021年の世界主要国の薬剤師数国際比較統計ランキングによると、
日本は250,585人でアメリカに次ぐ2位の薬剤師数
となっており、今後も増加傾向になると考えられます。
しかし、これは一概に「飽和」とは言えません。
私は、現役で病院薬剤師として働いていますが、現場ではまだまだ薬剤師不足の状況が続いています。
特に激務の印象がある病院と、人気のない地方の薬局では薬剤師不足は深刻です。
医療の端くれを担うものとして、この現状を打破するために、
より多くの薬剤師に病院や地方の薬局での就職をしていただきたい
と願うばかりです。
また、出産などを機に、薬剤師免許を持っていても活用されていないケースも多いのが実情です。
2. AIの台頭
AI技術の急速な進歩により、薬剤師の仕事にも変化の波が押し寄せています。
AIの導入はもう少し先になると考えられますが、
全自動分包機や水剤・散財の自動調剤機器の導入
などはすでに行われており、薬剤師の調剤業務のサポートを行ってくれています。
AIは、データベースを活用して禁忌チェックなどの業務を支援し、より安全な投薬を可能にしてくれると考えられます。
しかし、薬剤師以外の人がAIに依存し、投薬を行う未来は考えにくいです。
禁忌には例外も多く、薬剤師の専門知識と人間の目によるダブルチェックは必要不可欠だからです。
薬剤師としての将来を見据えた対策を知り、必要とされる薬剤師になる。
ここからは、これからの時代に必要とされる薬剤師になるために、将来に向けて準備するための方法を2つ紹介します。
1. 専門性の向上
認定薬剤師や専門薬剤師の資格は、将来の評価に大きな影響を与えると考えられます。
学生のうちから、どの分野に専門性を高めるかを考えておくのも良いでしょう。
専門薬剤師を取得するためには、
症例報告や学会に認定された研修施設での実技研修を一定期間行わなければいけないなどの決まりがあり、
実現可能な職場を選ぶことが必要になってくるからです。
また、働きながら自己研鑽を行っていくことが必須であるため、
学生のうちから能動的な勉強を続け、自己啓発の姿勢を持つことも重要です。
2. コミュニケーション能力の向上
AIが調剤業務を支援する一方で、薬剤師の役割は患者との対人業務にシフトしていくでしょう。
患者の不安や悩みに寄り添った服薬指導や在宅医療における業務はAIには代替できません。
AIに取って代わられるのではなく、AIにはできない仕事を見つけ、積極的にコミュニケーションスキルを高めることが大切です。
大学時代に自己啓発とコミュニケーション力の向上に取り組むことで、有意義な未来の薬剤師としてのキャリアを築けるでしょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで読んでいただいた皆さんには
薬剤師はまだまだ数が不足しており、なくなる心配はかなり低い職業である。
ということと
これからの時代に必要とされる薬剤師になるために、学生のうちから能動的な学習スタイルとコミュケーションスキルを高める必要がある
ということが分かっていただけたかと思います。
話はわかったけど、何をすれば良いかわからない…。
という方もいるかもしれません。
そんな方は、ぜひ
自分が興味のある分野を書き出してみる。
その分野にはどんな専門の資格があるのかを調べてみる。
ことから始めましょう!!
実際に私は
がん領域の専門薬剤師に興味があるため、がんの専門薬剤師の資格が取れる施設を調べてみる。
ということから始めました。
将来のヴィジョンが明確になり、やる気もアップしますよ!
みなさんにもぜひ試してみてほしいです✨
では、また👋